(注:特別事件があった訳でもないんですが、ずっと書いてみたかったことです)
ご来店いただいた方ならお分かりだと思うのですが、MACHILDAという店はとても小さくて、カウンターで7名様分の椅子のみです。テーブル席はありません。サイズで表しますと6畳一間ですので、どの家庭にでもある空間だとおもいます。
お客様はご近所にお住まいの方や、初台にお勤めの方、京王線沿線にお住まいの方が途中下車してくださったり、わざわざ訪ねてくださる方が 丁度いいかんじに混ざり合っています。初めましてさんも結構多いです。
私が一人でお店を切り盛りしていて 気をつけている事がいくつかあるのですが、その一つに、 男性のお客様の奥様に恨まれないようにする事。というのがあります。
「またMACHILDA行ってたの?なんなの、その店?その女?!」
と、妙な勘ぐりをされないように、比較的注意をしているのです。
世の奥様方は旦那さんの帰りが連絡無しで遅い事に関して良く思っていない方が多いそうなんですね。既婚未婚に関わらずよく聞く話の一つですが、男性からは不思議とそういった話を聞いた事がありません。
家で待つ身としたら、「飲み会なのは分かってるけど、なんで連絡の一つもできないの?!」
って思っちゃいますよね、ご飯の用意とかお風呂の支度とかいろいろありますもんね。
お手洗いに行く時にでも連絡してくれたいいのに。とかね。
ただね、見てるとですね、男性のお手洗いは早いのよ。そして、わざわざ携帯電話を持って行きません!だから、連絡の入れようがないんですよきっと。女性は一度にいろんな事を同時進行出来ると言うけど、どうやら男性はそれが苦手みたい。だから、仕事の話に熱してその他の事にはお構いなし。なシーンは常なんですよ。あ、弁護してるんじゃないですよ。
私がカウンターに立っていて、へ〜〜と思った事なんですが、
心配しているような 色っぽい楽しい話は意外とないよ。って事です。
カウンター越しにチラッと聞こえてくる会話といったら、
もう、私が関心してしまうくらい 仕事の話がメインなんですね。そこにグチも混ざったりもしますが、お酒を飲みながらのオフタイム。誰もがする事ですよね。
働く男性って、仕事に重点を置いていて 熱心なんだなぁ。と関心しています。
凄いよね、私も仕事好きだし やりがいも感じているけど、男性のそれとはやっぱり違う気がしてるもの。
それじゃあ、キャバクラとか行くのってどうなのよ!?
って話にもなるのですが、女性のみなさん、キャバクラって行った事あります?!銀座の高級クラブでもいいです。
わたしは 若かりし頃、会社の偉い人とか、囲碁名人との酒の席の延長でよく連れて行ってもらったのですが、奇麗なお姉さんと酒を飲む。ってあれ、接待なんですよね。
接待と言う事は上下関係が成り立つ場なので、接待する側は盛り上げなくてはいけないし、接待される方もそれなりに楽しいふりをしなければならないので、あの現場、疲れるわぁ。男性って大変だわ。と若いなりに感じ取っていました。
あのね、世の奥様方!キャバクラって両手放しで楽しいところじゃないですからね。
楽しんでる人は、一人で通い詰める場合か、同窓会の勢いとかで行く場合のみだと思いますけどねー。どうなんでしょう、男性の方々。
いろんな意味でMACHILDAは健全な酒場ですからね。
疑いを掛けるのとかは、無しですよ。(された事ないですよ。)
それと、酒場をやるのって楽しいですよ。